陶芸家、ジャンピエール・トマ氏(ヴォキュリューズ県)により1996年完成。
彼との出会いは、前年の南仏陶芸家等との日本の陶芸地視察の折。
作品完成まで2回の焼成を要する。
1回目は、造形後、950度まで温度を時間をかけてあげる。
施釉後、1280度前後まで温度をあげ焼き上げる。
窯が冷えるのを待ち、扉を開ける瞬間は言葉に形容しがたいものがある。喜び、落胆、悲喜こもごもの時間。